差額ベッド料を払う病室に入る場合は,部屋の状況や料金を知ったうえで,患者自らが選択し,同意する必要があります。
病室の条件は,患者1人当たりの面積が6.4平方メートル以上で,私物の収納や照明などが設備された,4床以下の部屋と,決められています。
同じ部屋でも,病院側が差額ベッド料を請求してはいけない場合があります。
●救急患者や術後で安静や監視が必要な場合
●感染症を起こす可能性がある患者
●精神的苦痛の緩和を目的とする末期患者
など,治療上必要な場合です。
疑問点は医療機関にたずねて,納得のいく医療を受けましょう。 |